*「硫黄島」

硫黄島」という島名からも、遥遠な地球史・人間史の光と影が漂い、以前から関心は持っていた。
 現在、第二次世界大戦最大激戦地であり日米双方の視点から描かれているという映画『硫黄島からの手紙』が公開中だ。


 先月、上京時、「千鳥ヶ淵」に佇むと、以前に知人より贈られし、石川逸子詩集『千鳥ヶ淵へ行きましたか』(1986年地球賞受賞)が浮かび、女性達の叫びが聴こえてきそうであった。


 硫黄島」を検索すると、私のライフモチーフ「石」に関することでは、
  ①山頂の戦没者顕彰碑には、各都道府県産の名石がはめ込まれているという。

  ②鶉石=数千年前の火山爆発と共に噴出した灰長石の一種で硫黄島とイタリアのみに存在する極めて珍しい石とある。


 先日、故郷の城址天守閣跡)に初めて佇み(少女時代、堀端を歩くことはあったが)、改めて、見事で美しい石垣遺構に驚く。

 私の六、七代前位の曾曾曾祖母・・がこの城の藩主の娘であったという記録があり、入嫁時の黒漆の籠等が親戚宅に存在するが、光秀の「武士のウソを武略といい・・・・」の言葉が蘇える。

 古今東西、人間はあらゆる分野で(民族・宗教・地域・家庭・経済・学問・スポーツ・・・)戦い、闘い、タタカイ、たたかいに明け暮れている業深い生物であるゾ。


 これまで、私は打ちのめされる度に、愚直な嘆き・叫びを発してきたが、私も直接、間接、意識的、無意識にどれだけ多くの人を踏みつけにしてきたことかとフト思うことがある。


 加齢現象加速中にあり、悲しいメロディは口ずさまないや「手帳・免許証入れ・ボールペン」は元気が出る黄色基調を使用するなどの単純なセルフコントロール術を試みているが、映画、書籍は別。


 少し回復してきたのか、カラ元気を出して、徘徊人生を面白がって生きますル!!


  これからはMY徘徊日記として記録していこうゾと、
 ①『旅行手帳』(文藝春秋社:945円)

 ②漫画『神聖喜劇(1〜5巻)』大西巨人原作、のぞゑのぶひさ画(幻冬社
  注文してきた〜。