『お~い~石よ~岩よ~』

●◆●・・・随分以前、長野県和田峠訪時、小黒曜石を購入。

 新聞報道から・・黒曜石石器(ガラス質火成岩)は後期石器時代石材は(食料獲得)生命線・・。

 

◆●◆・・・【映画】

・・『ニューヨーク最高の訳あり物件』(ドイツ)『ハンナ・アーレント』のマーガレッテ・フォン・トロッタ監督。

 

 ・・『存在のないこどもたち』(レバノン)ナディーン・ラバキー監督が唯一の弁護士役の俳優で、法廷で「両親を僕を生んだ罪で告訴する」戸籍のないゼイン少年役、他配役も演技経験のない、同境遇の人々によって創られた作品であるというが、見事な表現者たちによる緊迫感が💛揺さぶり、貧困・不法移民問題など不条理世界が炙り出され、未来ある子どもたちに幸多かれと祈らずにはいられない・・・。

 

・・『パリに見出されたピアニスト』(フランス・ベルギー)

 パリの駅に置かれたピアノから始まる・・今年はコンサート会場で知人の「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲2番ハ短調作品18」そして今映画で2度ラフマニノフを聴くことができ時折自宅でCD。

 

・・『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』(アメリカ)

 鑑賞後プログラム購読し寄稿文より・・世界で最も有名図書館の舞台裏へ(ドキュメンタリー/フレデリック・ワイズマン監督)

 

・・・マンハッタン1911年建設当時の本館は米国最大の総大理石建築・・分館88専門図書館4・・熱いスタッフミーティング・シーン、有料データーベースも無料、多種多様なイベント・講座の充実・・デジタル時代になり、更に図書館の重要性は増してくる・・

「図書館は書庫ではない、人だ」建築家の言葉・・インターネット・デジタル情報を生かしたサービスも積極的に取り入れて来た・・NYPLは全ての人に開かれていると言えるように進化とスケールが違うのだと伝わってくる。

 

 「進化する究極の公共図書館/市民社会を支える現情報拠点」➡『未来をつくる図書館ニューヨークからの報告/菅谷明子著』次機会に読んでみたい。

 

●◆●・・・今9月、母のイトコMは90歳を超え、最後の渡米、今生の別離とマンハッタン在住コドモH宅へ、往路はコドモSが成田まで送り、復路はSがマンハッタンまで迎えに行くという。

 まだマンハッタンのH宅にいるであろうオバを想い浮かべながら、上記2本の映画を観た。

私は長年Mオバ様にお目にかかっておらず、60歳代の頃の165㎝長身上品ステキなイメージしかないが、2年前に有料ホーム入所し、今年、丁寧な暮らしと美意識高い趣味・造作の閑静な自宅を売却をしたという。

  「人は泣きながら生まれて来て、灰塵と化し、誰にも明日はわかりませぬ」

 

◆●◆・・・【本】

・・『リーチ先生』原田マハ著

バーナードリーチ・・・高村光太郎・柳宗悦・河井寛次郎・・・濱田庄司は渡英し,鉱石花崗岩陶石・・土探しから奔走し耐火煉瓦を作り英国の地に登り窯を作った・・。

 日本から渡英し、ルーシーリーさんに1年師事、現在は画家としてご活躍されている方の弟妹が近隣在住されており、日英の ”かけはし” 今も連綿と続いている・・。