*「石を抱きて・・・」
■●■・・・「石を抱きて淵に入る」
度重なる脳内ストレスはパンパン、憤死しそうだ。
実は磨かれた鑑賞石には関心が薄く・・・ (親戚より贈)→
私は幸か不幸か、思春期までは、比較的、人々の善良で温厚な一面のみを知る環境で育まれたのかもしれない。
現在は 加齢と共に、物質基盤の変化&多様な人間関係・情報の双方向を問いつつも能力が鍛えられておらず、疲労を募らせている・・・。
●■●・・・3月11日は心労で昼食後テレビを点けたまま病臥中であった。
地震速報後、海岸線に押し寄せる戦慄の津波・・・浮かぶ車の映像の初めの段階で、阪神大震災以上の規模を直観し、親戚に電話をした。
合掌
(想い・継続・知)の力は何処に向かって行くのだろう・・。
2月〜図書館から書籍を借りるも、阪神大震災地域在住者として東日本大地震の衝撃は大きく、個人的な出来事に加え、これまでにかなり読了してきた、多和田葉子著作品や「梁石日氏と高村薫対談書」、「石○○○○」等のタイトルの記憶も飛んでしまっていた。
■●■・・・【本】(4月末〜現在まで読了分)
(1)・・『知性誕生』 ジョン・ダンロン著
〜石器から宇宙船を生み出した驚異のシステムの起源〜とあり、興味深い実験心理学データーなどの著
(2)・・『天から石が』 塩野米松著
アンクル米松氏の囲炉裏の温もりに憧憬を抱きつつ今著も。
(3)・・『結晶石』 たむらしげる作品
『ガロ』の面白さも知らずに通り過ごしてきたがシンプルな線画に壮大な鉱物観。
(4)・・『無能の人・日の戯れ』 つげ義春作品
『魚石』・『石を売る』・『探石行』などに浸る!!!!!
●■●・・・変化に脆い私は、気力を失い、振り子は左右に大きく揺れ続けているが、再始動へと行かねばなるまいぞ。