『人は石垣 人は城 人は堀・・・』

gakakado2012-11-08

●■●・・・京都、竜安寺(石庭)・寂光院へは今秋含めて生涯4度目訪だと思う。
  やはり、来観者は毎回多い。


 10月末、故郷の海岸縁の旅館で姉一家と昼食&露天風呂→


■●■・・・ひょんな事から、高校三年時の温厚な担任(日本史)と卒業以来の再縁、今にして思うのは受験期に丁寧な授業・進路指導を受け、師の蔵書を何巻もお借りしたご厚誼をすっかり忘れていたこの恩知らず・・・。
 私は中学三年時、担任から受けた被害体験のフラッシュバックにより、教師大大不信が続いていた・・・。

 老境の現在も師の端正な身のこなし、清潔感ある佇まいから「陰徳・陽徳・知足」の文字が浮かんできた。


●■●・・・【本】

 (1)・・『心をとろかすようなマサの事件簿』宮部みゆき著(図書館)
      探偵事務所の飼犬マサの視点作品。


 (2)・・『誰か』宮部みゆき著(図書館)
      文中に「石の口」発見。


 (3)・・『黒ねこガジロウの優雅な日々』丘修三著
     黒猫視点の児童文学作品。


 (4)・・『生きる(1)(2)(3)マリアと五匹の子どもたちの長い旅』(購入)
 「のら猫マリア」児童文学作品をこれからゆっくり味読予定。


 (5)・・『せいめいのはなし』福岡伸一著(購入)
 内田樹川上弘美朝吹真理子養老孟司各氏との対談集


 (6)・・『構図がわかれば絵画がわかる』布施英利著 (購入)


 (7)・・『書店の棚 本の気配』佐野衛著 (購入)

       東京堂書店元店長のエッセイ集
  この日記タイトルの「人は石垣 人は城、神保町は 本は石垣 本は城の風情・・」の一文アリ。


 (8)・・『カラマーゾフの妹』 高野史緒著 (図書館)
     『カラマーゾフの兄弟』は学生時代を憶いだす1冊。


 (9)・・『美術の窓』 主婦の友社
      ああ 希求してやまないエネルギー・・・。


■●■・・・「こどもの言い分 おとなの言い分 女の言い分 男の言い分 人間の言い分 犬の言い分 家族の言い分 組織の言い分 猫の言い分 海の言い分 国の言い分 石のイーブン ああ もうよそう 書くのはよそう 様態は天文学的数なのだから」


●■●・・・【映画】

 (1)・・『最強のふたり』 フランス映画

 (2)・・『オレンジと太陽』英国13万人児童移民(1970年代頃まで)の真実。
     原作本『からのゆりかごーー大英帝国の迷い子たち』

   英・豪両国を揺るがしたスキャンダルの実話とある。
   私が今年観た映画の中でベスト1映画(僅かなわずかな映画本数だが)