*邂逅&石

gakakado2007-10-20

●・・・無用な呻吟癖からか、ストレスに締め付けられる気分の日が続きブログ更新も間遠に。
そんな中、数日前にとても嬉しいことがいくつか重なり、それまでの体調不良が詐病のよう。

    庭の「矢羽根すすき」は今年も伸びやかだ!


■・・・その一つ。
親戚つながりの知人からお誘いを頂き、日本国憲法第24条「女性の権利」草案を書いた84歳のベアテ・シロタ・ゴードンさんのお話を伺う好機に恵まれた。

ベアテと語る「女性の幸福と憲法」』語る人=ベアテ・シロタ・ゴードンさん、聞く人=村山アツ子さん、にその当時のことが語られており、無知だった私は一気に読了した。


「・・・破壊と暴力と殺人、それが戦争です。日本国憲法はその戦争をなくす為に生まれたことを忘れないで欲しいと思います・・・・」


ベアテさん、村山さん共に、叡智ある国際友好にご尽力されてきた方々とのエスプリに富んだ交流会は実り豊かで幸運な一日であった。


ウイーン生まれのベアテさんは5歳〜15歳まで日本在住→アメリカの大学へ→戦後まもなく、日本に住むご両親の東京での居住地に行くと無惨に破壊された門柱の石しかなかったが、長野県でご両親と再会できた喜びも語られた。


●・・・近年よく、親戚つながりや知人つながりの人脈との邂逅に「世間は狭い!」と驚くのだが、その交流会でも、異国で親戚と交流のあった方々と知遇を得るなど、合縁奇縁。


■・・・藝術新潮10月号より
・・デザイナーのヨーガンレールさん「・・・インドを何度も訪れ、瑪瑙石が採れる小村で一日中、石拾いに夢中になっていた・・・。」


・・写真家の東野翠れんさん「・・・札幌の大通り公園に真っ黒な螺旋状のイサム・ノグチ設計の石の滑り台「ブラックスライドマントラ」があり、一緒に創った石匠は「人も滑るけれども心も滑る」と言ったそうである・・・」