*「石を演じられたら」

gakakado2008-07-23

■●■・・相変わらず、弱音や思い込みの石頭ブログだがこれが私の呼吸法か。
石・岩が放つ非言語粒子は意識のドコカを揺り動かすように思える。
生物にとって、依存・錯覚は生存の本質だが、私は平衡を作り出す困難時に徘徊逃避法。

『岩国石人形』⇒人工ではなく、水生昆虫が川底の「小石・砂」を集めた自然の造形物(十数年前に錦帯橋を訪れた時の土産品)


●■●・・我が家にある知遇を得た方々の文学・絵画・陶作品は、石・岩同様に私のエネルギー源。
今13日、箕面市「第20回紙芝居まつり」の会場へ。
紙芝居『とんとんからり、とんからり』は沖縄の「びじゅる=石神様」の話。
グーグル大博士(goo辞書)によると、「びじゅる」とは信仰の対象とされる霊石。多くは人形(ひとがた)とした自然石で「うがんじゅ(拝所)」に祀られ豊作、航海安全祈願など・・・とある。


■●■・・会場内、図書館の古本リサイクルバザーで『夏の丘・石のことば』(米国・児童文学)を見つけ購入。
帰宅すると季刊誌が届いており小森真弓さんの『氷石』書評「天平9年の平城京。河原で拾った小石を魔よけの護符として売ると(大神の御山の有り難い護符だと空言を並べて)石は順調に売れる・・・」読みたいゾ。


●■●・・演者の身体運動・声調に変化をつけるなど多様な手法、仕掛け、無声紙芝居、創作者が紙芝居の可能性を探り、切り拓く様々な試みの熱情に心動かされ、やべみつのりさん紙芝居作品『ぼくのタガメ』『これはジャックのいえ』など、即購入。
・・・帰宅後、一人紙芝居(おススメする)。
内なる意識の波に安息を得た一日となった。

「生きる」とは、数多の役を背負い演じ、生ききることかッ!?