*「岩石・邂逅」
■●■・・・私は人望がないぞ。
投石の誹りを受けたことはまだ無いッ。
恵贈の土佐文旦&石⇒
五木寛之氏が言うところ「石もて追われる覚悟」の「要らん事言いの要らん事しい」の衝動が自分でも止められぬのだから。
เมื่อรู้ก็สายเสียแล้ว (後のまつり)
●■●・・・私はこの身の不運をトホホ〜と嘆き続けているが、ホンのホンのたま〜に嬉しき邂逅がある。
(1)加山又造氏は美と戯れていたと評されていたが、私が「石」の中に封じ込められているものと戯れるには!?
(2)池田学氏の絶句するほどに面白い細密画作品は「岩山」を想像し描いたドローイングから始まったと言う。
■●■・・・最近購読した本
【1】・・・深谷忠記ミステリー作品(5冊)
深谷作品の肌理からは時代の相・層、人間心理のミステリーを鋭く描写も、取材の厚みから単なるミステリーに終わらず、陽光射す自然描写に旅への想いに誘われる。
(1)『悲劇もしくは喜劇』・・・タイ人が関係する犯罪の通訳問題にも言及するなど。
(2)『傷』(3)『殺意の陥穽』(短編集)
(4)『佐渡・密室島の殺人』・・・佐渡ヶ島海岸の岩石美描写あり。
(5)『十和田・田沢湖殺人ライン』
これまでに深谷全作品を読了した者として、歴史ミステリーも必読推薦、今夏、次作品が上梓されるとの報に心が逸る。
【2】・・・『毒と薬の世界史』船山信次著
新刊書案内に「――植物・鉱物の――」序文に「――あくまでも人間によって毒にも薬にもなる――」の一文に。
【3】・・・『済州島』康熙奉著(図書館)
溶岩の島である済州島の魅力が伝わってくる紀行エッセイ。
●■●・・・劇場で観た映画
1941年〜1200人のユダヤ人の生命を救った兄弟の実話を映画化とある。