*「試石」

gakakado2009-04-21

■●■・・・「石・岩」から直観する『時』。
『「時」は人の仕事の最も大なる試石』/シモーニデース

           軽石に山吹の花一枝を⇒


●■●・・・名利を求めず流転、変幻し続ける「石・岩」の意の言語は人間界に数多あるが、興亡盛衰し動植物界の個の認識言語は天文学的数。

   「人は石に及ばず」


■●■・・・親戚の寺を開基したという人物にまつわる「石」の話。
時は鎌倉時代に始まり、その石は「名石」とされ、時の権力者を巡り巡り、「能」「物語」へ、現在はとある名刹に。
係累に配慮し詳述を避けるが、直系者と一緒に名刹を訪れ「石」を見に行った想い出がある。


●■●・・・内面の促し、光芒、迂遠を求めて、溶岩の島、「済州島」周遊を予定。
溶岩洞窟・噴火口・奇岩・石像トルハルバンに心が逸る。


■●■・・・購読書

   『それでもドキュメンタリーは嘘をつく森達也
   『ジョーがくれた石』山尾三省
   『石を置き花を添える』川崎徹著
   『利休にたずねよ山本兼一
   『狂気と王権』井上章一著/第三章「石と煙突のファナティケル」