*「岩・島・縞」
●■●・・・左脳機能不全、”時の消散”に感傷のまま、溶岩の島、済州島へ。
済州島で拾った小石⇒
■●■・・・『藝術新潮』5月号はムーミン物語他、多才な作家トーヴェ・ヤンソン特集。
フィンランド、クルーヴ島に暮らした、ヤンソン著『島暮らしの記録』には、「私は石を愛する。海にまっすぐなだれ込む断崖、登れそうにない岩山、ポケットの小石・・・」
幼少期からも毎年のように夏を島で過ごしたヤンソンは一周が八分の島で岩に発破を仕掛け小屋を建設することから・・」
●■●・・・『ビッグイシュー』を購読。
「信頼カルタ」欄に「(い)---石も緑になる。もし心を込めて近づくなら(アルメニアの諺)」
まだ、虚栄心も妄言も盛りなりし頃、石や廃タイヤに縞々に緑色のペイントをした記憶が!
ナ〜ニッ!?アルメニアの諺とは含意が違うとな!!
■●■・・・劇場で観た映画
●・・『グラン・トリノ』クリント・イーストウッド監督
6月は『剱岳/点の記』を観る予定。
●■●・・・《読書》
■・・『まず石を投げよ』久坂部羊著
医師である著者が深く分け入る医学界作品を当分追いかけてみたい。
■・・『日本石紀行』加藤碵一・須田郡司著
■・・『島暮らしの記録』トーヴェ・ヤンソン著
■・・『縞模様のパジャマの少年』ジョン・ボイン著
■・・『書きたがる脳/言語と創造性の科学』アリス・W・フラハティ著
「ハイパーグラフイァー書きたいという病」
書けない、書かないの悪循環の私には憧れのヤマイ。
プルースト作品の一文の最長は4メートル弱もあるという。
●■●・・・心の進境が得られた済州島の4日間。
日常を離れたこの【良薬】も暫らくは効くだろう。