*「石火・・・」
■●■・・・今夏こそ、三輪山中の巨石群を見たいと思いつつ未だ・・・。
86cm人参を平野神社の石上で記念撮影⇒
●■●・・・先日、京都に向かう途中の青空市で長さ86cmの人参に巡り会う。
ナ、ナント、2本百円で良いといわれ申し訳ない、忝いと他の野菜もツイツイ・・・。
ここまでに手塩にかけた、生産者の喜びが伝わってくる人参形に敬意を表して、嬉しくなって、元気になって、京都の桜の名所、平野神社に 立ち寄り、石の上で撮った一枚。
■●■・・・人間の不可解、自身の不可解、時代は功利・実証主義が人生を支配し私の脳内も不備、清濁、混沌。
若い頃、読んだ詩集、神と戦わねばならぬという、高橋新吉『海原』の一節は今でも諳んじることができる・・・。
「----これがわが人生----
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あやまり多き人生であった
いくたびとなく神と対決した
神とは黴であった
思弁の粕にすぎなかった
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痛恨深きものがあった
-------------------- 」
(記憶違いがあるかも・・自信が無くなってきた〜)
若い頃に、五来重著に傾倒したことがあったが、高橋新吉氏との「降臨石観」だったか相違の記述があった??が、殆ど忘却の彼方、トホホ〜極まりないが何だか急に再読の想いに駆られてきたゾ〜。
●■●・・・【本】
(1)『眠る石/綺譚十五夜』中野美代子著、中国文学者である著者と装幀家、鈴木一誌氏は七世紀の中央アジア辺の貌、石城・石室・石塔などを物語の中に浮かび上がらせる。
(2)『イリスの石』栗本薫著 今年、著者の訃報に驚く。
(3)『石の思ひ』坂口安吾著(再読)
(4)絵本『いまいましい石』C・Vオルズバーグ
(5)絵本『アストンの石』ロッタ・ゲッフェンブラード作
(6)絵本『サラフィナ!』マオ アキラ文(再読)
未来を築く為に反アパルトヘイト運動に希望をつなぐ少女サラフィナ!!は前に!前に!前に!
JAPANビッグイシュー123号にアフリカ、マラウイ共和国に100万人に及ぶ孤児---路上生活---様々な虐待----。
古今東西の子供たちの悲劇を見聞する度に絶望に襲われるが、私もその社会の成員であり、前に!前に!前に!!
■●■・・・【TV深夜映画】
『ショーシャンクの空に』スティーブン・キング作
ショーシャンク刑務所内の無実の男と刑務所署長の不正と殺人。
刑務所内で「石」を磨く無実の男アンディ。
黒曜石の根元に・・・・。