*「焼け石に水・・・(2)」

gakakado2010-10-05

●■●・・・何事にも追求・追及・追究せず、うっちゃりっぱなしの人生も悪くはなかったと思うことにしよう・・・。


     美甘渓谷(真庭市)の岩石風浴びて→


■●■・・・場違いを恐れずに、別種の「苦」を選択してはみたものの、耐性なく、そろそろ退散しようぞ〜と、この体たらく。

 世間の通則から遠のきたくも両面感情に振り回され、人恋しさにノコノコ出て行き、トホホ〜な結果は毎度のこと・・・。


●■●・・・岡山県真庭市の岩石巡りに蘇生のひととき。 
湯原温泉峡→蒜山高原(石彫公園)→美甘渓谷(奇岩美)→神庭の滝→勝山宿(化生寺の殺生石高瀬舟の発着場の石垣)→湯郷


 学生時代を追懐するに熊本県訪は2回。
 しかし、(1)石橋巡り(明治初期までの石橋が80余基) (2)日本一の石段(3333段) (3)球泉洞(3億年前) (4)球磨川下り (5)岩石海岸・・これらの岩石景観をサムディ〜。


■●■・・・《本》
 (1)・・・『化石の愛』池永陽著
  京都が舞台。桂徳院の埋め仏・・・石仏。


 (2)・・・『父 開高健から学んだこと』開高道子著
  井伏鱒二『天馬の馬糞石』のタイトルあり・・・。


 多才・多彩な表現で読者を旅に誘い、旅の!!!に思いを馳せ・・・、故堀内誠一氏の『旅と絵本デザイン』展(伊丹市立美術館)・・・ご長女の花子様と編集者都築氏との対談を拝聴することができた!!


●■●・・・人間と動物の関係、動物の権利を考えたある日。

 先日、認知症の母と従妹A宅訪。
 Aの職場は動物を捨てに来る人が多い高台にあるという。
 職場のメンバーも複数匹を自宅で育てている方々が多いこともあり、メンバー達のカンパにより避妊手術をした犬・猫を職場の敷地内で育てていた、ある日、猫の一匹が事故に因る瀕死の状態となり、Aは病院へ。
 2週間の入院費は実費で良いとの獣医師のご厚意に感謝のプラス1万円の5万円を、職場のメンバーはカンパを募り皆で払おうと言ってくださったけれど、Aは自宅で育てることを決心し、現在猫は4匹、犬は1匹(山中に紐でくくられ遺棄されていたというが、飼い主の後追いをさせない為!?!)


 Aの母親は、犬の散歩中に、猫が飛び出し、驚いた犬に引っ張られ転倒、頭を強打し1ヶ月入院をしたことがあり、その後は認知症進行中であっても、義伯母の小さきものへの慈しみは少しもかわらず。
 それにしても、動物を捨てる人々の多いことに驚き、嘆き、トホウにクレール。


 職場などの組織が、社会参画として、社員職員たちの大ファミりーの中で、保健所などで保護された動物を一同協力して育むことは、共に人間も育まれ、一助にはなる、とは考えが薄っぺらいかもしれない・・・焼け石に水か・・・遺棄しないで!!

 幼少期より、捨てられていた犬・猫を育てたのは4回、保健所に連れていくと聞き育てたた犬は1回、譲っていただいた犬は1回の計6匹ぐらいかもしれず、10数年前より、育てる自信と気力がなくなっている私は自身のエゴを優先し、慈しみ・寛容度の低さを思い知るばかり。