『石に蒲団を着せられず・・・』

gakakado2010-11-11

●■●・・・オーバーワーク、ストレスフルな先月、今月は母達と京都などをウロウロし回復中。

 メキシコ料理店内で撮る(大理石の貝)→


■●■・・・先日、朝食に前夜の「鍋料理」の残りを口にした時、パリシャリッ。
 器の中には茶黒い羽根様が!?・・・その正体を確かめる勇気も無く吐き出した。
 それ以来、鍋蓋の蒸気穴には箸を突き刺し、蓋が浮かないように用心はしている・・・が実は「3億年前〜生きている化石」の科学絵本『ごきぶり』や『悪者にされた虫たち』『はみだしものの進化論』奥井一満著等などを若い頃に一読してから、イチコロに「敵視派」→「親ごきぶり派」に転向したはずだったが、ごきぶりにシンパシーを感じただけの「エセ」であり、その頃は「親奥井派」であったことが今回判明シタ。


 『ゴキブリ・・・全世界に食用薬用として用いられ、養殖も盛んで・・・メキシコ民謡の「♪ラ・クカラチャ♪」はスペイン語でゴキブリの事であるが、この歌が示すゴキブリは「人」のことであるといわれている』(ウィキペディァ)


●■●・・・県立美術館於いて、『シルクロードと東アジアの仏教美術展』では石窟群の壁画の一部、片岩・砂岩のガンダーラ美術多数を観る。

 併設のテーマ展『郷土の作家名作選展』では父の遠縁(夭逝の画家T)と私が子どもの頃両親と家族交流があった画家M親子と懇意であった事を今夏、Tの血縁者より知り得、「縁」に驚いたが、その会場にも数行に記されていた。


 同館『水石展』で郷土の石を鑑賞。

 正倉院展「不思議な石の宝物」は今日が最終日、行けずに残念!!


■●■・・・【本】
『我的日本語』リービ英雄著は一気読了したが、他10冊ほど購入したが、落ち着かない日々、どれも半分以上、未読状態。
 『エーリヒ・ケストナー』評伝の白眉とあり読みたいと心は募るが、高価本、焦らずに図書館に行こうゾ〜。


 人は生れ出ずると「欲=挑戦=苦=生命力」より、様々な苦・楽・快・不快の感覚を身に着けるが『考え方に気をつけて、考え方は言葉になるから→行動→習慣→人格→運命を創るから』(トーマス・リコーナ)

 言葉はマジック、ますます「石」「ごきぶり」の生命哲学に想いを念いを寄せるばかり。


●■●・・・百メートル四方に轟く大クシャミ&質問魔であり認知症の母への嘆きのレッスン時期は長かったが、めっきり言葉数減り、語尾が聞き取れない、か細い声・穏やかな仏様顔貌になってくると、私は勝手者だ、もう時間が無いゾ〜と車椅子の母を、今月は母の体調も意向も聞かず、やたら遠出を繰り返した。


   『石に蒲団は着せられず』の境地にようやくか・・・。