*『さすが流石ッス・・』
●■●・・・今宵も精神動作を簡短に。
「石」から予感と予兆。
粗雑ながらレンガ&木の枝で戯れてみる→
■●■・・・『昆虫食』(ビッグイシュー155号)
紀元前より食料であったといい(糞の化石から)今も世界各地で見られる食文化・・乾燥チュウゴクゴキブリは血流を良くする・・これからの食料を考える際のキーワード・・私の「親ゴキブリ派」への再改宗には、まだ多少の時間がかかりそうだが。
(前gakakado日記の続き)
●■●『Exhibition』
(1)・・『直視せよ!OTTO DIX』版画展(兵庫県にて)
〜戦争と狂乱〜1920年代のドイツ
人間存在・本質を問い続けた、ニーチェ信奉し、オットー・ディックスが描く、
「人間の狂気と獣性」・「人間の内貌と外貌」・「人間存在の極限」強権支配時代に抗う作品群の哲学的文法。
(2)・・『nameless』黒田武志作品展(兵庫県にて)
「・・・砂は違う場所に飛んでゆけば、その砂漠の名前になる。固まれば石や岩になり・・・」視覚・聴覚は・・・時空を漂う。
(3)・・『中国青銅器 泉屋博古館』(京都にて)
住友コレクション幾何学・鳥形・龍形など多様な文様の古青銅器美に古代人の思想・詩想に想いを馳せる。
■●■・・・『映画』
(1)・・『エクスペリメント』(京都にて)
囚人・看守役の被験者達の模擬刑務所内→人間の本質を問う→6日目で心理実験中止=米国大学での実話。
(2)・・『ブロンド少女は過激に美しく』(大阪にて)
100歳のオリヴェイラ監督作品、主演は孫とある。
(3)・・『シャルロットとジュール』(2)と併映の1958年フランス短編映画
(4)・・『ロビンフッド』(兵庫県にて今日観て19時頃に、帰ってきたばかりなのダ)
圧政時代のイングランド。
石工の息子ロビンはラッセル・クロウ主演。
●■●・・・『本』
(1)・・『石の幻影』Dino Buzzati著
人間の本質そのものを空間に集めて明らかにし「石ではなく生身の肉体が欲しい」と話す無機物の人造人間を創造する(人間の能力より優れた思考力・直観力)ストーリー。
50年以上前の作品とは思えぬ先見性・人間透視力。
(2)・・『アイルランドの石となり星となる』ジャーナリストのアイルランド移住物語。タイトルはリルケの詩から。
(3)・・『阪急電車』有川浩著
電車の中から見える川の中州に石を積んで「生」の文字のオブジェの造型・・・阪急沿線居住者としてページを繰り続けた。
(4)・・『旅うさぎ』絵本 天沼春樹(文)水野恵理(画)
ご先祖うさぎが子孫の為に書き遺した哲学書には「旅にいでよ!」
■▲■・・・スコールの季節は小休止、鈍磨期の振り子は緩やかに。